前回の「今さらですが、ARC超入門 」(1) に引き続きiOSアプリ開発のネタです。
今後どういった形でコーディングしていくのかというルールを決めてみました。
hファイル
hファイルについてです。
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// (1)括弧は使わない @interface MyClass : NSObject // (2)プロパティ @property (strong) NSString *string; // (3)publicなメソッド -(void) hoge; @end |
(1)プロパティとpublicなメソッドのみ記載し、{}は使わないようにします。
(2)ARCがない頃は、@propertyの部分にassign/retain/copyパラメータを指定することで、メモリ管理の仕方をコンパイラに指示していました。ARCでは、weakとstrongパラメータを指定し、コンパイラに指示します。
(3)publicなメソッドはここに書きます。
mファイル
mファイルについてです。
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@implementation MyClass { // (4)プロパティ以外のインスタンス変数はここで宣言 __strong NSMutableArray *myMutableArray } // (5)セッターゲッターを作成 @synthesize string = _string; -(void) hoge { // …… } @end |
(4)
@imprementation にインスタンス変数を書けるようになったので、外部との連携を必要としないインスタンス変数は@implementation部に記述します。
(5)セッター・ゲッターは@synthesizeで実装します。
インスタンス変数名は、プロパティ名の前にアンダースコアをつけたものにします。
参考ページ
Xcode ARC時代のマイルール